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近森病院などを運営する社会医療法人「近森会」が
耐震構造の本館新築を含めた大規模な施設整備を5カ年計画で進めている
新築中の本館は震度7の地震にも耐えられる免震構造の13階建てで
14年5月の完成を目指す。延べ床面積は約3万7千平方メートル
1階に救命救急センター、2階に手術室、3階に検査部門を集約
4,5階にはICUや心臓疾患、脳卒中対応など、より専門化された重症病棟を整備
ベッド数は現在の345床から452床に増やす予定
西側に立つ外来センターと本館は、3階部分で市道を挟んで長さ約30㍍の通路橋で結ぶ
本館屋上には中心部で懸念となっていたヘリポートを完備。ヘリポート設置は県内民間病院で初めて
県救急医療専用ヘリコプター「ドクターヘリ」からの患者搬送を想定
同病院の他、高知赤十字病院などへの患者搬送にも利用してもらう考えで
郡部の患者らの搬送先の選択しが広がる
また老朽化して改装予定だった近森リハビリテーション病院(180床)を
ボールジャンボ跡地(約3680平方㍍)に建築する
免震構造の8階建て施設を13年秋に着工し、14年12月の完成を目指す
一連の整備の総投資額は、医療機器整備費約40億円なども含めて約170億円
うち11億9千万円は耐震化のための県補助金で、ほかは金融機関からの融資などによって賄うという
高知新聞より抜粋
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