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安芸郡芸西村のピーマン農家、藤戸さんが23日、恒例のハウス無料開放を行った
1998年にUターンし、実家の農業を継いだ藤戸さんは5月末ごろ作物がまだ実っているのに、
茎ごとトラクターでなぎ倒す地ならし光景に、「もったいない」と感じていた
本県産のピーマンは毎年9月に苗を植え、10月~翌年5、6月ごろに収穫後、9月に新しい苗を植える1年サイクル
土台作りの準備やコストの問題で、少なからぬ実を処分せざるを得ない現実に直面
せっかくの実りを無駄にしたくないと10年前から一日開放を始めた
無料で取り放題ということもあり、口コミで村内外から多くの人たちが訪れるようになった
今年も21㌃のハウスのあちこちで、家族連れらが大小をより分け、ハサミで収穫
約150人が汗を流し、おいしい実りを大事にもぎ取った
>高知新聞より抜粋
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