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サーファーに人気の土佐清水市の大岐の浜が、1ヶ月以上前から赤く染まっている
県土佐清水漁業指導所や地元サーファーによると、赤く染まり始めたのは3月後半~4月前半ごろ
海岸線は延長約1.6㌔あり潮の関係によって濃度の差があるが、ひどい所は沖合数十㍍に渡って真っ赤に変色している
同指導所は原因を紅藻類に分類される「イギス」の仲間とみており、この種は西日本を中心に広く分布
海流などの影響で大岐の浜に集まりやすくなっていると考えられ、県内でこういった現象が見られるのはここだけという
海を赤く染める現象として知られる赤潮はプランクトンの異常発生で起こる
同浜は赤潮ではなく、今のところ漁業への影響は報告されていない
サーファーらによると、藻の発生は多い少ないはあるものの、毎年春先からの”恒例”となっているという
今年は特に多いが、例年、夏までには自然と消えてなくなるという
「髪に絡みつく」「生臭い」との声もあるものの、”赤波”でもサーフィンを楽しむ姿が見られる
そんな赤い海が招いたのか、明るいニュースも一つ
17日に四万十市で確認されたのに続いて18日朝、大岐の浜でアカウミガメ1匹の産卵が確認された
>高知新聞より抜粋
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